ハープスターの初子は、4月19日に誕生予定!
ハープスターの初子は、2016年4月19日に誕生予定だそうです!by サンスポ
ハープスター、キングカメハメハとの子を受胎
10日に繋養先の北海道安平町のノーザンファームで初の種付けを行っていたハープスターですが、5月30日にキングカメハメハとの子を無事受胎したことが明らかになりました。by サンスポ
ハープスター、キングカメハメハと交配
7日に現役引退が発表されたばかりのハープスターが、5月10日にキングカメハメハと交配したことが明らかになりました。無事に受胎し、来年出産となれば、早ければ3年後の2018年にも産駒がデビューすることになります。by デイリースポーツ
本来なら嬉しいニュースなんですが、まだ4歳の女の子が海外遠征して疲れが抜け切れていない上に、2箇所の繋靭帯炎を発症して引退したばかりで、母体への負担が心配でなりません…。
何事もなく無事出産までいってくれることを祈っています。
無事産まれてくれたら、すごい血統ですね。
ハープスターが引退、繁殖入り
5月7日、ハープスターが現役を引退することが馬主のキャロットクラブのホームページで発表されました。1日に右前繋靱帯炎が判明し、さらに7日の精密検査で種子骨靱帯炎も併発していることが判明。長期休養は避けられないうえ、快方に向かったとしても再発の危険性が高いことから、現地を訪れた松田博調教師とオーナーサイドが協議した結果、現役引退が決まりました。
今後は、北海道安平町のノーザンファーム早来で繁殖入りする予定。by スポニチ、サンスポ
凱旋門賞では夢を見させてくれてありがとう。
お疲れ様でした。
ハープスター、右前脚の繋靱帯を傷め長期休養へ
症状としては軽度のものではなく、長期の休養を要する可能性が高いと診断されています。ただ、まだ4歳ということもあり、今後については関係者が協議して決定される見通しとのことです。
by サンスポ(5月1日)
松田博調教師は来年2月で定年ですし、どうなるんでしょうか…。
正直、ケガを治してもう一度強いハープスターを見たいという気持ちもありますが、ベガの血を繋ぐという仕事も残っているので無理はしないで引退してほしいかなという気持ちもあります。ジョワドヴィーヴルの時のような想いはもう二度としたくないので…。
受け継がれた1等星の遺伝子! ベガの血を引く天才少女
ハープスターは、栗東・松田博厩舎所属の日本の競走馬。
2011年4月24日生まれの牝馬で、父はディープインパクト、母はヒストリックスター。
馬主はキャロットファーム、調教師は松田 博資(栗東)
主なタイトルは、桜花賞(GⅠ)、札幌記念(GⅡ)、新潟2歳ステークス(GⅢ)、チューリップ賞(GⅢ)
ハープスターの次走
右前脚の繋靱帯を傷めたため長期休養へ。全治不明。
今後については、関係者が協議して決定される見通し。
ハープスターの近況
5月1日 右前脚の繋靱帯を損傷していることが発表される
エコー検査を実施したところ、繋靱帯を傷めていることが判明したとキャロットクラブのホームページで発表されました。
4月28日 福島県のノーザンファーム天栄を経由して北海道のノーザンファーム早来に移動
4月6日 滋賀県のノーザンファームしがらきへ移動。3週間の着地検疫を受ける。
3月31日 入国検疫を受ける三木ホースランドパークに到着
3月29日 ドバイシーマクラシックは8着
道中は6番手追走から徐々にポジションを上げ、直線入り口で馬群の外へ持ち出し追い上げにかかったが、直線では伸びを欠き自慢の末脚は不発に終わった。
ムーア騎手が必死に手綱を押し込むがいつもの加速はなく、最後は鞍上が追う動作を控えるほどの惨敗だった。
スローペースも向かなかったけど、そういうレベルの話ではないような…。
R.ムーア騎手「道中はいい感じで手応えもありました。ただ、直線で追い出したら反応がなかった」
松田博調教師「鞍上には、馬なりで行けということだけ指示しました。道中はいい感じだったが、今日の位置取りだったら、ある程度じっとしていた方がよかったのかもしれません。調整はうまくいっていたけど、牝馬の難しい面が出たのかな」
今後については全くの白紙。再度の海外挑戦についてトレーナーは「分からないが、厳しいのかもしれない」と消極的。
3月27日 メイダン競馬場で最終調整
松田剛調教助手を背に、メイダンのダートをキャンターで1周。首を巧みに使って、柔らかいフォームが目を引く。
松田博師は「順調。環境が変わっても馬の雰囲気は変わらない」と目を細めた。
3月26日 メイダン競馬場の芝コースで軽めの調整
新コンビを組むライアン・ムーア騎手が初めてまたがり、感触を確かめた。
前日に追い切りを済ませているため、終始馬なりで芝コースを1周軽く乗られた。
松田博調教師「(ムーア騎手に)指示はしないし好きに乗ってくれたらいいさ。まあ、今までよりも前に行くんちゃうかな。ムーアに期待しているわ」
ハープスターは出国前、季節柄もあって体がなかなか絞れなかった。ドバイについてからも食欲は落ちていないため、どの程度絞れたかが気になるが、松田博師は「多少は締まったみたいだけど」と、まだ少し余裕があることを示唆していた。
しかし、長距離輸送を経ても食欲が落ちないタフな体、そしてドバイ到着後も連日積極的な調整を重ねていることを考えると、牝馬がこれだけしっかりした調教に耐えられるのは食欲あってこそ、ともいえる。
「カイバを食べている間は大丈夫。人間と一緒で元気な証拠。調子落ちということはない」と松田博師は納得の表情をみせた。by netkeiba.com
3月25日 ドバイシーマクラシックに向けての追い切り
松田剛調教助手が騎乗し、メイダン競馬場のダートコースで7Fから単走。日本と同じように、長めから意欲的に追われた。
直線では右ステッキが入り、強めに追われてラスト1ハロンは10秒9と迫力満点の伸び。素晴らしい切れ味を見せつけた。
全体の時計は、107.5 – 89.2 – 71.4 – 54.3 – 39.0 – 10.9秒という快時計をたたき出した。
松田博調教師「追い切りについてはいつも通りのパターン。状態も良く順調にきています」
3月23日 メイダン競馬場の調教に参加。軽めの調整を行った。
ハープスターの調教に騎乗している松田剛助手「ドバイに来てからもとても順調に調整できている。食欲は相変わらず旺盛です。追い切りは水曜を予定しています。サッと負荷をかける程度の内容になりそうです」
3月19日 午前2時24分(日本時間 午前7時24分)、ドバイ国際空港へ到着。
3月18日 午後8時31分、関西空港を出発。
3月12日 栗東トレセンで検疫入り。
松田博調教師「順調。絞れてきていると思うけど、まだ少し太いかなあ」
1月21日 CWで初時計を記録。
1月10日、放牧先のノーザンファームしがらきから栗東トレセンに帰厩。
馬房内では寝転がっては起き上がり、カイバを口に運ぶなど元気な姿を見せた。
ジャパンカップでの外傷については、「もともと大した傷ではないし、もう大丈夫」とのこと。
体全体に冬毛がみられるが、これはこの血統の特徴のため問題はなさそうです。
体重は500キロ。11日から坂路で乗り込みを始める。by netkeiba.com
馬名の意味
ベガ(こと座の1等星)の別名
ハープ : 楽器の「竪琴(たてごと)」 スター : 星
馬名の由来
競走馬としても繁殖牝馬としても偉大な功績を残した祖母・ベガのような活躍をしてほしいという願いを込めて、こと座の1等星「ベガ」の別名より。
母・ヒストリックスターの「スター」にもかかってるし、ほんと良い名前を付けてくれてありがとう。
兄弟・姉妹(ヒストリックスター産駒)
年度 | 馬名 | 続柄 | 父 | 成績 |
---|---|---|---|---|
2015 | ヒストリックスターの2015 | 弟 | ディープインパクト | |
2014 | ヒストリックスターの2014 | 妹 | ステイゴールド | |
2013 | リュラ | 妹 | ステイゴールド | |
2012 | 産駒なし | マンハッタンカフェ | ||
2011 | ハープスター | ディープインパクト | 桜花賞、札幌記念など | |
2010 | ヒストリックレディ | 姉 | ネオユニヴァース | 不出走 |
2009 | ピュアソウル | 兄 | ディープインパクト | 4歳上500万下 |
競走馬属性
新馬1人気 | 新馬勝ち | 上がり最速 | 勝ち運× | 爪薄い |
良血馬 | 洋芝適正 | 食欲旺盛 | 環境適応 | 輸送○ |
冬毛多い | 後方待機 | 3角捲り |
※管理人の独断です
ベガの血脈
ハープスターの祖母・ベガは競走馬としても優秀な成績を残した名牝だが、繁殖牝馬としても超一流だった。
残した子供は牡馬4頭、牝馬1頭の合計5頭。
長男のアドマイヤベガは日本ダービーを制覇、次男のアドマイヤボスはセントライト記念を制し、三男のアドマイヤドンは2歳チャンピオンにしてダートGⅠ6勝のダート王。
惜しくも重賞タイトルにあと一歩届かなかった四男のキャプテンベガは、東京新聞杯2着、エプソムカップを2年連続3着など重賞で長く活躍し、8歳の現役引退までに45戦を走り抜いた「無事これ名馬」。
そしてベガが残した唯一の牝馬が、ハープスターの母であるヒストリックスター。
ヒストリックスターを産んだ翌年の2006年8月16日、ベガはクモ膜下出血のため16歳で死亡した。
ベガの最有力後継馬と見られていたアドマイヤベガだったが、8歳の若さで早世。残した産駒はわずか4世代だった。
アドマイヤボス、アドマイヤドンは共に種牡馬としていまいち揮わず、唯一の牝馬・ヒストリックスターに系統の存続が託された。
競走馬としては不出走に終わり、能力的に未知数だったヒストリックスターだが、初仔のピュアソウルは初仔にありがちな小さな馬体で、今のところ期待に応えられる成績は残せていない。
2番仔のネオユニヴァース産駒の牝馬は未出走で繁殖入りしてしまい、
「さすがにベガの血もここまでか…」
「ベガの唯一の牝馬から名馬が生まれるとか、ドラマの見過ぎじゃね?」
といった声も散見され始めた中で産まれた3番仔が、ハープスターである。
偉大なベガの血は、ハープスターによって後世へ継承されてゆくことだろう。
主なタイトル
- 桜花賞
- 札幌記念
- 新潟2歳ステークス
- チューリップ賞