キズナの繋養先は社台SS、初年度種付け料は250万円の予定
右前脚の繋部浅屈腱炎のため9月24日付で競走馬登録を抹消され、来春から種牡馬生活に入るキズナの繋養先が、父ディープインパクトと同じ北海道安平町の社台スタリオンステーションに決まりました。総額9億円のシンジケートが組まれ、初年度の種付け料は250万円の予定だそうです。by サンスポ(10月6日)
キズナ社台SSにけい養 父ディープとの戦い、徳武氏「渡り合える」 by スポニチ(10月6日)
サンデー系種牡馬は飽和状態で厳しい戦いになりそうですが、キズナなら必ず強い馬を出してくれると信じています。
キズナ産駒がデビュー予定の2019年夏、キズナ産駒応援情報サイト「kizuna39.com」を立ち上げたいと思います!!
キズナ、右前脚繋部浅屈腱炎を発症して現役を引退…
生きる希望を失いました…(T-T) (9月20日)
キズナ引退発表から一夜…佐々木師「右前脚に負担」(9月22日)
キズナ屈腱炎で引退、秋盾めざして調教中に故障判明(9月21日)
13年ダービー馬キズナ、屈腱炎で引退(9月21日)
キズナ電撃引退!右前繋部浅屈腱炎を発症(9月21日)
キズナ電撃引退…屈腱炎発症、種牡馬入り 武豊「残念です」(9月21日)
ダービー馬キズナ引退 武豊「復帰を楽しみにしていた。残念です」(9月21日)
キズナ引退へ、13年ダービー馬 3歳時に凱旋門賞挑戦 4着健闘(9月20日)
キズナが屈腱炎で引退、今後は種牡馬に(9月20日)
キズナが右前脚に浅屈腱炎発症 種牡馬入りへ(9月20日)
キズナ、来年も現役続行の可能性!凱旋門賞再挑戦も?
キズナのオーナーであるノースヒルズの前田幸治代表が12日、福島競馬場を訪れて、キズナが来年も現役を続行する可能性を示唆しました!
前田オーナー「この秋3連勝したら引退するかもしれないけど、来年も元気なら、ワンアンドオンリーと共に凱旋門賞に行きたい」by スポーツ報知(7月12日)
てっきりキズナは今年で引退だと思ってましたが、来年も現役を続行してくれる可能性だけでなく、凱旋門賞再挑戦の可能性も示唆してくれました!!
ぜひともこの秋3連戦は2勝、2着1回の成績で来年も現役を続行してもらって、ディープ産駒未勝利の天皇賞・春と宝塚記念を連勝してもらって、堂々と凱旋門賞に再挑戦してください!
がんばれキズナ!
キズナの秋ローテ決定! 天皇賞→JC→有馬の予定
キズナの今秋のローテーションが決まりました。
秋はステップレースを使わずに天皇賞・秋(11月1日)で始動し、ジャパンカップ(11月29日)、有馬記念(12月27日)を目指す予定。by サンスポ(7月9日)
キズナが凱旋門賞断念、宝塚記念も回避
体調が整わないため、再挑戦を目指していた凱旋門賞を断念することになりました…。
佐々木調教師「放牧先で心身ともに疲れが見えたため、宝塚記念を見送ることになりました。その場合、国内で結果が残せないことになるので、オーナーサイドと協議した結果、凱旋門賞には登録せず断念することになりました。(今後については)天皇賞・秋を目標に調整していきたい」by スポニチ(5月13日)
多くの期待と希望を背負い、世界に挑んだ第80代ダービー馬
キズナは、栗東・佐々木厩舎所属の日本の競走馬。
2010年3月5日生まれの牡馬で、父はディープインパクト、母はキャットクイル。
馬主は前田 晋二、調教師は佐々木 晶三(栗東)
デビューから2連勝、主戦が武豊騎手へ
2012年10月7日、京都の新馬戦でデビュー。単勝2.0倍の1番人気に推され、2馬身差で勝利。
主戦の佐藤哲三騎手の落馬負傷により、3戦目のラジオNIKKEI杯以降すべてのレースで武豊騎手が主戦を務める。
賞金加算に失敗、まさかの皐月賞回避
ラジオNIKKEI杯で3着に敗れて賞金加算に失敗し、皐月賞への出走をかけて翌年ぶっつけで挑んだ弥生賞では、武豊騎手自身も認める騎乗ミスの影響もあり5着に敗れ、皐月賞への優先出走権(3着まで)を逃す。
その3週間後に背水で挑んだ毎日杯では、他馬とのレベルの違いを見せつけ3馬身差で楽勝。
賞金を加算し皐月賞への出走は可能となったが、陣営は皐月賞を回避して京都新聞杯から日本ダービーへ進むローテーションを発表した。
人馬一体で悲願のダービー制覇
単勝2.9倍の1番人気に推された日本ダービーでは、最後の直線で進路が狭くなる危機もあったが、鞍上の武豊騎手の強気の騎乗にキズナも応え、最速の上り3F33.5で大外を豪快に突き抜け、ゴール直前でエピファネイアを並ぶ間もなく差し切り優勝。
武豊騎手は2005年の父・ディープインパクト以来のダービー制覇。さらに武豊騎手はディープインパクト父子ダービー制覇となった。
ダービー制覇後、陣営は世界最高峰のレース・凱旋門賞への挑戦を正式に表明。
世界の同世代のライバルを撃破
海外遠征初戦となったのは、凱旋門賞と同コース・同距離の前哨戦で3歳馬限定戦・ニエル賞。このレースには、パリ大賞典を快勝し凱旋門賞前売り1番人気に推されていたフリントシャー、 英ダービー馬のルーラーオブザワールドなど、世界の同世代の強力なメンバーがそろった。
この日のロンシャン競馬場は、晴天ながらも前日までの雨の影響が大きく残り、馬場状態は「Soft」。日本で言えば「重」~「不良」に近い感じの道悪馬場で行われた。
今回のキズナの凱旋門賞挑戦において一番ネックとされていたのが、ロンシャン競馬場の洋芝適性と道悪馬場への適性。偶然にも前哨戦でその両方の適正が試されることとなったが、この両方を見事に克服してみせた。
正確には、レース序盤は柔らかい馬場に苦労し何度かノメる場面を見せていたが、レース中に自分でフットワークを修正し、柔らかい馬場に適応する学習能力・競馬センスの高さを発揮してのものだった。
「85%の仕上がり」(レース前の陣営のコメント)で、スタートも半馬身ほど出遅れたにも関わらず、最後の直線では抜群の手応えで馬なりのまま上がっていき、他馬を一気に捕らえ先頭に踊り出ると、内から強襲したルーラーオブザワールドの追撃をハナ差抑えて優勝。海外重賞初制覇ならびに日本馬によるニエル賞初制覇という快挙を達成した。
凱旋門賞では見せ場を作るも敗退
続く本番・凱旋門賞では、同じく日本から参戦したオルフェーヴル、地元の仏オークスと前哨戦のヴェルメイユ賞を快勝した無敗馬トレヴに次ぐ3番人気に推される。
後方待機から徐々に進出し、フォルスストレートで早めに動いた手応え抜群のトレヴをみずから捕まえに行き、勝ちに行く強気なレースを魅せたが、最後の直線でオルフェーヴルとアンテロに差され、4着に敗れる。
父・ディープインパクトの無念を晴らすことはできなかったものの、勝ちに行く強気なレースを仕掛けながら最後まで崩れず4着に踏みとどまり、世界最高峰の舞台で堂々たるレースを魅せた。
レース後、陣営は翌年の凱旋門賞への再挑戦を表明。
現役最強を証明するレース中に骨折、長期休養へ
帰国後は有馬記念を目標に調整されていたが、「完調時に比べるとはるかに劣る状態のため、無理をせず来年以降に備える」という陣営の英断により有馬記念を回避。
翌年の復帰戦となった大阪杯を快勝し、単勝1.7倍の圧倒的1番人気で挑んだ天皇賞(春)は、レース中に発症したと思われる故障(左第3手根骨々折)の影響もあってか、最後の直線ではいつもの伸びが見られず4着に敗れる。
この骨折により、次走に予定されていた宝塚記念から凱旋門賞への再挑戦プランは白紙となる。
キズナの次走
11月1日(日) 天皇賞・秋(G1) 東京競馬場 芝2000m
秋はステップレースは使わず、天皇賞・秋に直行。
その後はジャパンカップ(11月29日)、有馬記念(12月27日)と進む予定。
鞍上は武豊騎手
キズナの近況
キズナの近況を時系列で記載
鳥取県の大山ヒルズで9月第4週から軽めのキャンターを再開。
11月11日、佐々木調教師がキズナの近況を伝えてくれました。
「11月12日に(大山ヒルズに)行って、馬の様子を見てくる。今は坂路を2本乗っていると聞いています」by サンケイスポーツ
11月19日、放牧先の大山ヒルズからキズナが栗東トレセンに帰厩する時期が判明した。
佐々木調教師「12月10日~13日に戻せたらと思っている」
佐々木調教師は、11月13日に大山ヒルズを訪問し、キズナの状態を確認。
「元気が良すぎて、すごく迫力があるね。今は坂路2本で調整中。治っているけど、1歩間違えれば競走能力喪失くらいの箇所だったからね」と、キズナの順調な回復ぶりに胸をなで下ろした。by デイリースポーツ
12月3日 早ければ12月12日に栗東トレセンに帰厩することが分かった。
佐々木調教師「来週か、再来週の金曜に戻すことになると思う」by サンケイスポーツ
12月10日 キズナが12月12日に栗東トレセンに帰厩することが決定!! ついにこのときが!!
佐々木調教師「体は520キロぐらい(前走492キロ)。まだ成長している。こんな馬、珍しいよ」by スポニチ
12月12日 キズナが無事、栗東トレセンに帰厩!! おかえりー!! 待ってましたー!!
佐々木調教師「無事に帰ってきてくれた。すごく大きくなって迫力もある。とにかく京都記念を無事に迎えたい。あと2カ月しかないから」
馬体重は、放牧先の大山ヒルズの計量で530キロ。
京都記念での復帰に向け、13日からさっそく坂路に入り乗り込みを開始する。by ニッカンスポーツ
12月13日 栗東トレセンで馬場入りを開始。坂路を68秒8で駆けた後、CWコースを1周。
佐々木調教師「体重は530キロ(前走の天皇賞・春で492キロ)ぐらい。背が高くなって幅が出てきた。やっぱり抜けていいキャンターをする」by スポーツ報知
12月19日 武豊騎手と前田オーナーのトークショーで、キズナの今後の予定が判明しました。
前田オーナー「調教師と話をし、キズナの復帰後のローテーションも決まりました」
来年2月15日の京都記念(京都 芝2200m)で復帰初戦を迎え、大阪杯(4月5日、阪神)→天皇賞(5月3日、京都)→宝塚記念(6月28日、阪神)と進み、大山ヒルズを経由して渡仏。
フォア賞(9月13日、仏ロンシャン)をステップに凱旋門賞(10月4日、同)に再挑戦する予定。
帰国後は「状態を見ながらですが、ラストランに有馬記念を使って、引退式を行いたい」by netkeiba.com
その他、武豊騎手と前田オーナーの気になった発言を抜粋します。
武豊騎手「昨日トレセンで見てきましたが、一段と逞しい体になっていました。骨折をした後は、その箇所以外でも体調を崩しやすいんですが、キズナは順調で、大山ヒルズのスタッフの努力やケアの良さを感じました」
前田オーナー「武騎手が自分の馬に乗ると、ワクワクします。夢は凱旋門賞を武騎手と共にキズナで勝つことです」
武豊騎手「第100回の日本ダービーには、キズナの子で出走したいですね」
1月21日 故障後初めてCWでのコース追い切りを敢行。単走で一杯に追われ、7F98秒3 – 1F12秒0と上々の伸びを見せた。
昨年12月の帰厩後は坂路での追い切りを順調に重ねてきたが、初めてコースで長めから追われた。
佐々木調教師「今週から息をつくろうと思ってコースでやった。まだ少し余裕はあるけど、動きはさすがですね。太めというよりまた成長している。こんな馬は珍しい。」
ちょうどスタンドの1Fで調教を見届けた武豊騎手は「すごっ! ステッキも入ってるよ。迫力が違うね」と、直線(1F12秒0)の力強さに嬉しそうだったらしいです。by スポニチ
来週は武豊騎手がまたがる予定。by ニッカンスポーツ
1月28日 昨春の天皇賞以来8ヶ月半ぶりに武豊騎手が騎乗し、京都記念の2週前追い切り。
CWコースを単走で6F80秒4、ラストは11秒9。成長した馬体から繰り出す力強いフットワークで、冬場の重い路面を苦にせず豪快に伸び、好時計をマークした。帰厩後、時計を出したのは今回で11本目。
武豊騎手「相変わらず素晴らしい動き。さすがキズナ。もっと息が“フーフー”いうのかと思ったけどケロッとしている。思っていた以上にいい仕上がりで、今週でも使えそうな感じ。あんなにデカイのに重さがないんだから別格」と笑みを浮かべ、「この馬の復帰をずっと待っていましたから。うれしい。今年はこの馬とともに大きな目標があるので頑張りたい」
佐々木調教師「順調そのもの。息の入りも良く、イメージ通りに調整は進んでいる。超一流馬と戦っていくためにも一戦一戦、パーフェクトに仕上げて送り出したい」by スポーツ報知、スポニチ
2月4日 京都記念の1週前追い切り。水気を含んだ重いチップをものともせず、栗東坂路をパワフルに単走。4F52秒2 – 38秒1 – 12秒7をマークした。
佐々木調教師「すごいね。想像していた以上。この重い馬場なら、猛時計でしょう。中途半端な仕上げではかえって馬が壊れてしまうから、きっちりとやってきた。まずは初戦を無事に」
「すべてが成長分」(by佐々木調教師)という馬体重は、510キロ(前走492キロ)までボリュームアップした。
2月11日 京都記念の最終追い切り。坂路で体をほぐした後、武豊騎手を背にCWコースを単走。一杯に追われ、6ハロン78秒7、ラストは11秒8。馬場状態のいい所を選んで内めを回ったとはいえ、破格の時計をマークした。
武豊騎手「骨折明けとしては十分な動き。戦える態勢にあるし、ワクワクしてきましたね」
佐々木調教師「キズナのレベルでは坂路調整だけでは負荷が軽過ぎるようだし、ちょうど良かったと思う。体重増の数字だけ見れば驚くかもしれないけど、太め感はないし、息もできている。力を出せる態勢にあるのは間違いない」
2月12日 厩舎周りの引き運動で体調を整えた。この時期にしては毛ヅヤが冴え、オーラをまとったかのような存在感。
田重田厩務員「2ヶ月間、十分に乗り込んできた。先を見据えた中で満足のいく仕上げができたと思う。20キロ近くプラスでの出走になりそうだけど、帰厩当初に比べると締まりが出て、休養していた間に落ちていた筋肉も徐々に回復してきた」by 東スポWeb
2月13日 坂路でキャンター。重心にブレのないキャンターで駆け上がっていき、4F66.1秒。
馬場から引き揚げてくる際は、まだまだ走り足りないとなった様子で闘志満々。とても骨折明けとは思えない見た目に仕上がっている。by netkeiba.com
2月15日 9ヶ月半の骨折休養明けの京都記念は上がり最速33秒3、負けて強しの3着
武豊騎手「残念です。結果を出さなければならない馬だから。最後は差し切れるかなと思ったけど、ラスト70~80メートルぐらいで脚色が鈍ってしまった。でも骨折明けのことを考えればよく走っている。乗っていてさすがと思わせるところはあった。これから勝ち続けていかないと」
佐々木調教師「すごく良くなっている。手前も右左に替えてリズム良く走れていたし、レースぶりは完璧だった。今までで一番走り方がよかったです。負けたのは久しぶりで息切れした面や、行った行ったの展開もあったでしょう。(馬体重22キロ増については)これ以上は絞れないよ」と休養期間での成長を感じている。
3月30日 キズナ 馬体FOCUS by 競馬ラボ
5月5日 厩舎周りの引き運動で調整
天皇賞で7着に終わったキズナに対し、佐々木調教師は「体も気配も悪くなかったのにね。レース後も異常はないよ」
5月7日から鳥取県の大山ヒルズへ放牧に出される予定。
佐々木調教師「体も気合もいいが、走れていない。気分転換が必要だと考えました。(今回の短期放牧は)完全に気分転換の放牧。1カ月後に栗東へ戻します」
7月9日 鳥取県の大山ヒルズでリフレッシュ放牧中
佐々木調教師「先週から(牧場で)乗り運動を始めました。今のところの様子はボチボチといった感じ。これから順調に良くなってくれれば」
9月11日 佐々木調教師が、放牧先の鳥取県の大山ヒルズを訪れて状態を確認
佐々木調教師「相変わらずキズナという感じで元気いっぱい。中間は緩めたが、すでに牧場で15-15(1ハロン15秒平均の運動)を3回やって来週にもやる。馬体重は518キロ(前走504キロ)。休養前が540キロぐらいあったので、体も絞れて乗り込めている。帰ってきて日曜(20日)に速いところをやれるのでは」と順調な調整ぶりを明かしてくれました。
9月18日に栗東へ帰厩する予定。今後は予定通り、武豊騎手とのコンビで天皇賞・秋に直行する予定。
馬名の意味
絆(きずな)
馬名の由来
東日本大震災からの復興の合言葉「絆」に由来。
キズナのオーナー・前田晋二氏の兄でノースヒルズの代表・前田幸治氏の所有馬であるトランセンドが、世界最高賞金のドバイ・ワールドカップへの出走準備をしているときに東日本大震災が発生。
日本全体が大混乱に陥る中、関係者の懸命の努力によりなんとか海外遠征・レース出走を果たし、同馬は2着に健闘。
同じく日本から出走したヴィクトワールピサが優勝し、震災発生のわずか15日後、日本馬によるワンツーフィニッシュという歴史的快挙を達成。日本に明るいニュースを届けてくれました。
関係者の強い結束がもたらしたこの快挙に感銘を受けたオーナーが、人と人とのつながり、「絆」を大切にしたいという思いから、「次の世代で一番良い馬をキズナと名付けよう」と決められたそうです。
香港での馬名(漢字表記)
高情厚意
あれ?「絆」じゃないの?
調べてみると、中国語で「絆」という漢字は「邪魔なつながり」や「束縛」を意味するんだそうです。
東日本大震災で日本の「絆 -KIZUNA-」という言葉と意味は世界的に知られたっぽいし、そのまま「絆」でも現地の人々に通用するような気がするけど、あえて意味を重視した馬名にしてくれた香港側の配慮なのかもしれないですね。
兄弟・姉妹(キャットクイル産駒)
年度 | 馬名 | 続柄 | 父 | 成績 | 現況 |
---|---|---|---|---|---|
2013 | 死産 | ヴィクトワールピサ | |||
2012 | 不受胎 | ハーツクライ | |||
2011 | 死産 | ダイワメジャー | |||
2010 | キズナ | ディープインパクト | 東京優駿、ニエル賞(仏G2)、大阪杯など | 現役 | |
2009 | 不受胎 | ディープインパクト | |||
2008 | 不受胎 | スペシャルウィーク | |||
2007 | Cornelia | 姉 | フォーティナイナー | 引退 | |
2005 | ジェンティリティー | セ | タイキシャトル | 3歳上500万下(ダート) | 引退 |
2004 | ヴィクトリアアイ | 姉 | ブライアンズタイム | 有松特別(1000万下) | 引退 |
2002 | エレンウィルモット | 姉 | ブライアンズタイム | 未勝利(5戦0勝) | 引退 |
1999 | Sunday Break | 兄 | フォーティナイナー | ピーターパンステークス(米G2) | 種馬 |
1996 | アランダ | 姉 | サンデーサイレンス | 新馬戦1勝 | 引退 |
1995 | ファレノプシス | 姉 | ブライアンズタイム | 桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯 | 引退 |
母・キャットクイル
キャットクイルは、三冠馬ナリタブライアンやGⅠ3勝のビワハヤヒデを産んだ名牝パシフィカスの妹にあたる。
2012年にヴィクトワールピサと交配して2013年に産まれるはずだった子供が死産となった後は、2013年は種付けせず、2014年1月9日に23歳で亡くなったそうです。
高齢ということもあり、2008年以降の6年間で無事産まれた子供はキズナ1頭のみでしたが、そのキズナがこれほどの成績を残す名馬になるんだからほんとにすごい母です。
できればもう1頭、キズナの全弟(全妹)にあたるディープインパクトとの子供がいてくれたら嬉しかったです。ご冥福をお祈りいたします。
半兄・Sunday Break(サンデーブレイク)
北海道のノースヒルズマネジメントで産まれ、1歳時にアメリカに送られ競走馬となる。
ベルモントステークスの前哨戦・ピーターパンステークス(米G2)で優勝し、重賞初勝利。43年振りの日本産馬によるアメリカの重賞勝利という快挙を達成した。
ベルモントステークスでは5番人気に支持され3着。しかしレース中に膝を故障し長期休養に入る。
引退後は種牡馬となり、初年度産駒のネヴァーオンサンデーがイスパーン賞(仏G1)、プランスドランジュ賞(仏G3)を制するなど、種牡馬としても活躍馬を輩出している。
競走馬属性
新馬1人気 | 新馬勝ち | 上がり最速 | 末脚持続 | 道悪不問 |
洋芝適正 | 後方待機 | ダービー馬 | 海外重賞 | 武豊 |
※管理人の独断です