父譲りの末脚で距離不問!被災を乗り越えた京都のスペシャリスト
トーセンラーは、栗東・藤原厩舎所属の日本の競走馬。
2008年4月21日生まれの牡馬で、父はディープインパクト、母はプリンセスオリビア。
馬主は島川 隆哉、調教師は藤原 英昭(栗東)
主戦ジョッキーは武豊騎手。
トーセンラーの近況(種牡馬)
2014年12月28日付でJRAの競走馬登録を抹消。
北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬となる。
種付け料は、受胎条件70万円、生後条件100万円
馬名の意味・由来
「トーセン」:冠名(馬主の島川氏の「島川(しまかわ)」を音読み)
「ラー」:エジプト神話の太陽神「ラー」
香港での馬名(漢字表記)
太陽神驥
「太陽神」は前述の通り、エジプト神話の太陽神「ラー」
「驥」は「千里を駆ける馬」という意味で、香港の馬名では文字数や調子を整える目的でよく使われるらしいです。
そして「トーセン」は普通にスルーw
兄弟・姉妹(プリンセスオリビア産駒)
生年 | 馬名 | 続柄 | 父 | 成績 | 現況 |
---|---|---|---|---|---|
2015 | マルカシェンク | ||||
2014 | 不受胎 | スウィフトカレント | |||
2013 | 流産 | ヴィクトワールピサ | |||
2012 | 流産 | ディープインパクト | |||
2011 | 不受胎 | ゼンノロブロイ | |||
2010 | 不受胎 | アグネスタキオン | |||
2009 | スピルバーグ | 弟 | ディープインパクト | 天皇賞・秋、プリンシパルS(OP)、 メイS(OP)、毎日王冠(3着) |
現役 |
2008 | トーセンラー | ディープインパクト | マイルCS、京都記念、きさらぎ賞 | 現役 | |
2007 | ブルーミングアレー | 姉 | シンボリクリスエス | 初富士S(1600万下) | 引退 |
2006 | 死産 | Monashee Mountain | |||
2004 | Flowerette | 姉 | Victory Gallop | 不出走 | 繁殖 |
2003 | Ludington | セン | Black Minnaloushe | 米6勝 | 引退 |
2002 | Flower Alley | 兄 | Distorted Humor | トラヴァーズS(米G1)など米重賞4勝 BCクラシック(米G1)2着 |
種馬 |
2001 | He’s Souper | セン | Alphabet Soup | 米6勝 | 引退 |
プリンセスオリビアの2010、2011、2014は不受胎。プリンセスオリビアの2012、2013は死産で、これだけの名繁殖牝馬でありながら5年連続産駒なしという結果に。
特にトーセンラーとスピルバーグの全弟or全妹になるはずだったディープインパクト産駒のプリンセスオリビアの2012の流産が残念すぎる…。
2014年は、ブラックタイドとキャンプテントゥーレを種付けして不受胎となり、その後にマルカシェンクと交配したそうです(受胎しているかどうかは不明)
半兄・Flower Alley(フラワーアレイ)
半兄のFlower Alley(フラワーアレイ)はアメリカ生産・調教の競走馬で、トラヴァーズS(米G1)などアメリカの重賞を4勝、BCクラシック2着という結果を残し種牡馬入り。
種牡馬としては、I’ll Have Another、Lilacs and Laceなどの重賞馬を輩出している。
代表産駒のI’ll Have Another(アイルハヴアナザー)は、2012年の米クラシック三冠レースの1冠目ケンタッキーダービーと2冠目プリークネスSを制覇し、二冠を達成した。
三冠最終戦のベルモントSで米国競馬史上34年ぶりのクラシック三冠制覇の期待が高まっていたが、レース前日に左前脚の浅屈腱炎を発症。そのまま電撃引退した。
2013年から、日本で種牡馬として供用されている。
競走馬属性
新馬1人気 | 新馬勝ち | 京都◎ | 距離不問 | 道悪× |
末脚○ | 武豊 |
※管理人の独断です
主なタイトル
- マイルチャンピオンシップ
- 京都記念
- きさらぎ賞